チーイリチャー再開へ設備課題 食肉センターが臨時会合


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 【北部】沖縄県北部食肉協業組合(名護市食肉センター)は18日、「チーイリチャー」(豚の血の炒め煮、チーイリチー)の素材となる豚の血の出荷を4月から停止した件で臨時理事会を開いた。早期の出荷再開に向け、人員確保と設備整備に取り組むことを決めた。今後、財政支援を行政に求めることも検討する。

 名護市食肉センターの上原守理事長は「われわれの不手際で出荷停止になっている。何とかして再開にこぎ着けたい」と話した。人員確保は見通しが立っているが設備整備は資金面が課題となりそうだ。