【読谷】4月21日から5月14日に三重県で開かれた第27回全国菓子大博覧会・三重(同実行委員会主催)で、御菓子御殿(読谷村、澤岻英樹社長)の「いもいもタルト」が売上高で2位、「紅いもタルト」が7位に入った。全国各地の約1800商品を販売し、10位以内に複数の商品が入ったのは同社だけだった。
いもいもタルトは、県産紅イモと読谷村特産品の「読谷あかねいも」を使った商品で2016年10月から販売している。澤岻社長は「紅いもタルトは全国で知っていただいているが、新商品が改めて注目を集めたのは良かった」と喜び「次回は1位を目指したい」と語った。
博覧会で店頭に立った嵩田直樹読谷本店店長は「迷っている人も試食すると、ほとんどが買ってくれた。『沖縄のイモはおいしいね』と言われ、自信を持って販売できた」と述べた。
博覧会には24日間で54万4100人(主催者発表)が来場した。売上高1位は福岡県の「博多通りもん」だった。