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日本代表、チェコに圧勝 U―19バスケ公開練習試合

 榎本 新作

 沖縄市で強化合宿を行っているバスケットボール男子U19日本代表チームとチェコ代表チームの公開練習試合が4日、沖縄市体育館で行われ、日本代表が91―52で圧勝した。同チームには沖縄出身で2歳から米国に渡った榎本新作(米国、ピマ・コミュニティー大学)がメンバー入りしている。

 詰め掛けた約2750人のバスケファンは、両チームのプレーに拍手を送り、日本チームの勝利を喜んだ。

 練習試合は県の「スポーツツーリズム戦略推進事業」を活用し、2020年の東京五輪・パラリンピックの事前合宿誘致活動の一環。各国代表チームの受け入れ体制の課題を抽出し、最適化につなげる狙いがある。

◆県出身・榎本 会場沸かす


チェコとの公開練習試合で、素早いドライブからファウルを誘う榎本新作=4日、沖縄市体育館

 U19日本代表に招集され、初の公開練習試合に挑んだ榎本新作。代表チームでの練習期間が短く、チームコンセプトが浸透し切っていない部分はあったものの、トーステン・ロイブルヘッドコーチが「日本選手とは異なる自由奔放なスタイルがチームを勢いづける」と期待を示すなど、積極的なドライブで会場を沸かせた。

 榎本は194センチの長身ガード。第1クオーター(Q)後半から出場し、スピードある守備でパスカットの好プレーを見せた。連係攻撃と絡めない時間帯もあったが、第2Qからは素早いドライブで相手のファウルを誘い、点につなげる活躍ぶりだった。第3Qはスチールからの1人速攻で好機をつくり、ダンクを披露したが、失敗に。しかし、その後も最後まで貪欲にリングを狙った。

 人懐っこい性格の榎本が沖縄の地を踏むのは2歳で渡米して以来だが、「帰ってきたという感じ」「みんな親切な人ばかり」と笑顔を見せた。7月から始まるU19ワールドカップまで「守備で運動量を生かし、ファーストブレークからより多くの点や点につながるファウルを奪っていきたい」と語った。

 プロとして活躍する夢を描いており「国際試合を通じて(プロの世界が)自分を発掘してくれれば」と、好機をつかむ意気込みを見せた。(嘉陽拓也)