5月31日から6月6日までの1週間の日程で香港の吉祥會底物釣研のメンバー7人が石垣島を訪れた。吉祥會底物釣研は香港で700名余りの会員数を誇る有名な釣りクラブである。今回はタマンやロウニンアジを狙っての遠征で、案内は石垣島で釣りガイドを営む下里肇さん。
初日は、ウオーミングアップも兼ねて石垣島一文字で竿(さお)を出し、タマンの中型サイズがポツポツ釣れた。翌6月1日は黒島に渡り、伊古桟橋で中型のムネアカやタマンを釣り上げた。
2日は朝方、天気が崩れていたので石垣島に戻り、石垣島本島内で竿を出したが、目立った釣果も無く終わった。
6月3日は天気が回復したので小浜島に渡った。小浜一文字で60センチオーバーのムネアカが釣れ、連発を期待したが、夜中はサメの猛攻に遭う。大型ガーラのアタリもあったが、釣り上げることができないまま夜明けを迎えた。
渡船の迎えが来る1時間前に、今回の遠征で最大のタマン68センチを釣り上げ、その10分後にKENさんの竿に15キロのロウニンアジがヒット。初GTにメンバーは大喜び。こうして香港の釣り人たちは石垣島の釣りを満喫して1週間の遠征を終えた。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)