軟骨ソーキ汁に中身汁… 沖縄の汁物4種 レンチンで手軽に オキハムが開発


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うちなぁレンジシリーズをPRする沖縄ハム総合食品の(左から)大城尚美主任、大嶺新子課長=15日、琉球新報社

 琉球料理を気軽に食べてほしいと沖縄ハム総合食品(長濱徳勝社長)は、食べきりサイズ(230グラム)の汁物4種類をそろえた「うちなぁレンジ」シリーズ(税別298円)を開発し、20日から県内量販店で販売する。電子レンジで温めるだけで食べられ「毎日の食卓に琉球料理を取り入れてほしい」と期待した。

 発売するのは「中身汁」「軟骨ソーキ汁」「いなむどぅち」「チムシンジ」の4種類。チムシンジは湯煎する商品も含めて、初めて商品化された。同社は湯煎するなどして食べるレトルト商品を販売してきたが、1人暮らしの高齢者や独身者の増加などライフスタイルが変化する中、小分けで気軽に食べられる商品を開発した。

 15日、琉球新報社を訪れた沖縄ハムマーケティング部の大嶺新子課長と大城尚美主任は「オキハムも琉球料理や琉球泡盛文化圏の世界無形文化遺産登録を応援しており、より身近に食べてもらいたい」と期待した。

 問い合わせは同社(電話)098(958)4330。