くらし

共生社会みんなでつくる スマホアプリ 沖縄市で実験 車いすで調査

 【沖縄】「みんなでつくるバリアフリーマップアプリin沖縄市」(同実行委員会主催)と題したイベントが11日、沖縄市の沖縄こどもの国と一番街商店街周辺で開かれた。街のバリアフリー状況を共有できるスマートフォン(スマホ)向けアプリ「WheeLog(ウィーログ)」の実証実験が目的。車いす利用者ら約60人が集まり、スマホ片手に市内のバリアフリー状況を確認した。


街中を歩いてバリアフリー状況を調べる人たち=11日、沖縄市の中央パークアベニュー

スマホアプリ「WheeLog」

 ウィーログは5月に無料公開された。地図サービス「グーグルマップ」と連動し、車いすの人が使いやすいトイレやエレベーターの有無、通りづらい道などを利用者が地図上に落とし込むことができ、バリアフリー状況を確認できる。英語版もある。

 開発者はNPO法人「遠位型ミオパチー患者会」(PADM)の織田友理子代表(37)=千葉県。22歳で病気を発症し、26歳から車いすで生活する。以前は自身が訪れた場所のバリアフリー状況を動画サイトで配信していたが、「地元の人の情報がより詳しい」と、3年前からウィーログの開発を進めてきた。

 織田さんは「写真1枚をアップするだけでも、車いすの人の役に立つことを知ってほしい。アプリに情報をためていき、国内外で使われるようになったらうれしい」と話した。今後、国内各地で実証実験を開く予定だ。

 参加した伊波恵美利さん(49)は「バリアフリー対応の施設と言われていても、実際に行くと不十分な場所もある。情報を共有することが大事だ」と感想を語った。



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