6月2日、フィードマン宮古支部美浪人鯵會の島尻一臣さんはタマン狙いで池間島に出掛けた。午後10時すぎに釣りを開始するとすぐに、海面を暴れ回る大型魚の補食音を聞いた。ロウニンアジだと確信した島尻さんは仕掛けをロウニンアジ用に作り直して、餌もグルクンに替えて投入。すぐにヒットし、ものすごいスピードでリールからラインが引き出された。
魚の強い引きに必死に耐え、一度は近くまで寄せることができたが、再び走り出して、とうとう巻いていたライン全てが引き出された。それでも綱引き状態で耐えに耐え、ヒットしてから30分後に釣り上げたのは34キロのロウニンアジ。5月に釣った36キロに続いての快挙だった。
第30回MFGカーエー懇親釣り大会
10、11日の2日間、第30回MFGカーエー懇親釣り大会が開催された。今年から宮古会場と石垣会場も設け、期間中に釣れた30センチ以上2匹の合計長寸を競う。優勝は2匹の合計長寸80・5センチを釣った宮古島の大久保忠司さんに輝いた。
主な結果は次の通り。
優勝・大久保忠司80・5センチ
2位・上江洲茂洋78・9センチ
3位・幸良 聡 75・4センチ
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)