石垣、ご当地ナンバー交付開始


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交付されたナンバープレートを原動機付き自転車に取り付け笑顔を見せる波平吉次さん(左)と中山義隆市長=10日、石垣市役所

 【石垣】石垣市は市制施行記念日の10日から、原動機付き自転車など対象4種類で市独自の「ご当地ナンバープレート」の交付を始めた。市制施行70周年の記念事業の一環。同日、市役所で交付開始セレモニーが開かれ、中山義隆市長が抽選に当選した波平吉次さん(61)に、市制施行70周年にちなんだ「70」のナンバープレートを交付した。

 ナンバープレートは石垣島の自然を背景に、星空やカンムリワシなどを描いたデザイン。交付対象は50cc、90cc、125cc以下の原付きバイクと農耕作業用の小型特殊自動車の4種類で、新規登録を行った車両のほか、既存のナンバープレートとの交換も可能だという。

 中山市長は「さっそうと街を走って、70周年をアピールしてほしい」とあいさつした。

 波平さんは「軽い気持ちで応募したが、唯一のナンバープレートをもらえて光栄だ。デザインも石垣にマッチした良いデザインだと思う。目抜き通りを往復して、70周年をアピールしようかな」と笑顔で話した。