ウナギで猛暑克服 きょう土用丑の日


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香ばしい匂いを漂わせ、次々に焼かれていくウナギ=25日、那覇市おもろまちの「彦」本店(花城太撮影)

 25日は「土用の丑(うし)の日」。この日にウナギ料理を食べると、夏の厳しい暑さを乗り越えられるとの言い伝えがある。那覇市おもろまちの「彦」本店では日頃は1日100食のウナギ料理を、この日は10倍の千食用意するため、24日午後、料理人らは仕込みに追われていた。料理人らはウナギの切り身を蒸した後、たれをたっぷりと染みこませた上で表裏を交互に焼き、調理場には香ばしい匂いが漂っていた。

 ウナギ場の料理長を務める与儀実克(さねかつ)さん(51)は「脂の乗ったウナギでスタミナを付け、猛暑を乗り切ってほしい」と笑顔を見せた。