豊かな自然に感謝を きょう山の日


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
昆虫や草花を観察しながら山道を歩く松島学童クラブの子どもたち=10日、南城市の玉城青少年の家

 きょう11日は「山の日」。山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日として、2016年に国民の祝日となった。

 南城市の県立玉城青少年の家で10日、那覇市の松島学童クラブ(新垣泰一郎園長)の子どもたち約130人がウオークラリーに挑んだ。子どもたちはあまり見る機会のない昆虫や草花を観察しながら山道を歩いた。

 名嘉山晃太君(11)=松島小6年=は「急な坂があって1年生は大変だったけど皆で助け合った。年1回の宿泊学習で自然に触れることができて楽しかった」と笑顔を浮かべた。新垣園長は「自然の中で高学年が低学年の子たちを助けて、協力関係をつくることができて良かった」と話した。