経済

外国人客、体験観光に熱視線 クジラ観察、年越しイベント、ハーリー OCVBへ問い合わせ相次ぐ

那覇ハーリー最終日、息の合ったかいさばきで会場を沸かせる「本バーリー」=5月、那覇市の那覇港新港ふ頭

 外国人観光客から県内のイベントや新たな体験プログラムに注目が高まっている。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が運営する「多言語コンタクトセンター」には、ホエールウオッチングや年末カウントダウンをはじめ、2018年の那覇ハーリーなど半年以上先のイベントへの問い合わせが来ている。しかし、半年先のイベントは詳細が未確定のものが多く、同センターは観光事業者や関係団体にイベント情報の提供を呼び掛けている。


慶良間諸島に現れたクジラ=2016年3月2日、座間味島近海

 OCVBによると、県内開催のイベントに合わせて航空券やホテルの手配を行いたい外国人観光客が多く、イベントの詳細が分からないため、同センターに問い合わせが来ている。

 夏のイベント関連では、外国人観光客が事前に過去の開催日程を確認した上で、同センターに「エイサー祭りに団体として参加したい」「一緒に太鼓を持って歩くにはどうしたらよいか」「ハーリーレースに参加したい」など新たな体験プログラムと捉え、参加を希望する問い合わせも増えている。

 多言語コンタクトセンターは「参加型の大型イベントが開催されると、新たな体験型観光となって、外国人観光客の旅行計画に役に立てそうだ」と指摘し、多様化する観光客の需要に応えることでリピーターにつながる可能性を期待している。