東京でメダル取る 上与那原選手 沖縄市で後援会総会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
桑江朝千夫市長(左)から花束を受け取る上与那原寛和選手=10日、沖縄市の南桃原公民館

 7月の障がい者陸上の世界選手権で二つの銅メダルを獲得した上与那原寛和選手(沖縄県沖縄市出身)の後援会定期総会が10日、沖縄市の南桃原公民館で開かれた。上与那原選手は「リオ五輪で取れなかったメダルを東京五輪ではつかみたい」と決意を語った。

 後援会は上与那原選手の出身校の山内中学校校区を中心に結成され、県内に300人近い会員がいる。

 世界選手権の男子1500メートル(車いすT52)と男子400メートル(車いすT52)の2種目の銅メダルを首に下げた上与那原選手が入場すると、約100人の出席者が拍手で迎えた。

 桑江朝千夫市長は「上与那原選手の目線は常に世界に向いている。市から出た世界のアスリートとして、応援したい」と東京五輪での表彰台入りに期待した。