「世界津波の日」高校生島サミット 11月7、8日に県内開催 25カ国が参加


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サミット開催をPRする翁長雄志知事(右)や二階俊博自民党幹事長、那覇国際高校の生徒ら=22日午後、国会内

 【東京】各国の高校生が防災などについて話し合う「世界津波の日」2017年高校生島サミットが11月7、8日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催される。22日に国会内で記者発表があり、翁長雄志知事や「世界津波の日」(11月5日)制定に関わった自民党の二階俊博幹事長、江崎鉄磨沖縄担当相らが開催国として高校生議長を務める那覇国際高校の生徒と開催をPRした。

 「世界津波の日」は2015年に国連総会で制定が決まった。高校生サミットは地震や津波の脅威を学び、災害に対応できるリーダーを育成することなどを狙いに、昨年高知県黒潮町で初開催された。今年の沖縄開催が2回目で、海外25カ国から約150人の高校生が集う。国内からは42校102人が参加する。

 高校生議長は那覇国際高校1年の青木孝之介さん(16)、ジャスミン・メキューさん(16)の2人が務める。

 翁長知事は会見で「沖縄が日本とアジアの架け橋となると同時に太平洋諸島の一員として中心となる役割が担えればいい」などと成功を誓った。【琉球新報電子版】