“新生”キングス 富山とプレマッチ 26、27日に沖縄市体育館


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富山戦に向け、実践形式で攻守の細かい戦術を確かめる選手ら=23日、宜野湾市立体育館

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは26、27日にプレシーズンとして沖縄市体育館で行う富山グラウジーズ戦を前に23日、宜野湾市立体育館で守備や攻撃時の細かい連係などを確認した。

 選手の大幅入れ替えにより、再構築の段階にあるキングス。佐々宜央ヘッドコーチ(HC)との価値観の共有を深める選手らはさまざまな状況を想定し、練習の中で意見を交わしあった。

 佐々HCは「DFの細かな部分はシーズンを通して仕上げるものだが、体のぶつかり合いは見ものだ」と強調した。

 新加入メンバーの一人、アイラ・ブラウンは「小さいチームだが守備はタレントぞろい。攻撃でも素早い展開ができる選手がいる」と胸を張る。コート内外で常にポジティブなムード作りを意識するブラウンは「ファイナルへいける可能性があるチーム。互いに信頼しあってやり続けたい」と意気込んだ。