“春”へ63チーム激突 沖縄県秋季高校野球 9月9日開幕


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組み合わせを決めるくじを引く各校の主将ら=29日、北中城村立中央公民館

 第67回沖縄県高校野球秋季大会の組み合わせ抽選会が29日、北中城村立中央公民館で行われ、1回戦31試合の対戦が決まった。開会式は9月9日午前9時から沖縄市のコザしんきんスタジアムで行われる。64校63チームが出場し、コザしんきんスタジアムや北谷公園野球場、宜野湾市立野球場、嘉手納町野球場で熱戦を繰り広げる。日程通りに試合が進めば、10月8日午後1時からコザしんきんスタジアムで決勝戦を行う。

 優勝校、準優勝校は来年春の選抜大会出場の参考資料となる第141回九州地区高校野球大会(10月21~26日・宮崎県)に派遣される。

 県新人中央大会で29年ぶり2回目の頂点に立った第1シードの石川は宮古-本部の勝者と、準優勝で第2シードの中部商業は開邦と、第3シード沖縄工業は八重山と、第4シードの沖縄尚学はコザと初戦を戦う。

 石川の福山啓人主将は「新人中央大会優勝はチームの自信になっている。シードを意識せず、秋季大会で優勝し、九州大会も制して選抜を目指したい」と気を引き締めた。中部商業の比嘉照人主将は「チーム目標の選抜が懸かっているので一戦一戦集中して挑みたい」と意気込んだ。沖縄工業の儀間朝主将は「攻撃的な打線のつながりを意識した野球で一戦一戦全力で優勝を目指す」と力を込めた。沖縄尚学の池間大智主将は「秋季大会に向け、夏は練習を重ねて新チームづくりをしてきた。その成果を大会にぶつけたい」と意欲的に語った。