八重山そば選手権開幕 32店舗が味競う


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選手権開催をPRする実行委員会のメンバーら=8月30日、石垣市民会館

 【八重山】八重山そばの魅力を発信し、消費拡大を図る「2017八重山そば選手権」(同実行委員会主催)が、1日から始まった。10月15日まで。石垣市と竹富町の32店舗がエントリーしており、消費者の投票でグランプリが決まる。

 選手権は3回目。鶏や豚などで取った汁に平麺・細麺を合わせ、具材は細切りのかまぼこと肉のみを使用する「八重山そば」と、八重山そばの麺を使用して汁や具材を変えた「オリジナルそば」の2部門がある。

 提供メニューを注文すると、参加店舗などにあるガイドブックにスタンプを押してもらえる。五つ以上を集めると投票資格が得られる。1~4店舗のスタンプでも八重山そば無料券の応募ができる特典もある。

 離島店舗への来店には、スタンプ数に応じた八重山観光フェリーの往復乗船券の割引もある。

 16年の選手権は参加した42店舗で約1万2千食が提供され、平年の同時期に比べ約2倍の売り上げがあったという。浦崎英樹実行委員長は「たくさん店舗を回ってもらうことで、八重山そばが広く知れ渡ってほしい」と参加を呼び掛けた。

 グランプリは11月の石垣島まつりで発表される。