平良一男さん死去 元沖縄県議会議長、自民県連会長 91歳


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 元沖縄県議会議長で自民党県連会長などを歴任した平良一男(たいら・かずお)氏が6日午後1時、肺炎のため北中城村の中部徳洲会病院で死去した。91歳。旧与那城村出身。告別式は9日午後3時から4時、うるま市字具志川1508、具志川葬斎場で。喪主は次男守男(もりお)さん。

 県立農林学校卒業後、戦前には勝連青年学校で、戦後には与那城初等学校で教員を務めた。1968年に琉球政府立法院議員となり、72年6月に初めて行われた県議選でも当選した。以降、県議を6期務めた。82年に副議長、88年から1期4年、西銘順治県政と大田昌秀県政で県議会議長を務めた。94年には自民党県連会長に就任するなど本島中部の保守政治家として存在感を発揮した。99年に県功労者表彰。