全国懸け53校激突 高校サッカー沖縄県予選、来月7日開幕


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 サッカーの第96回全国高校選手権沖縄県大会が10月7日、開幕する。26日に抽選会があり組み合わせが決まった。決勝は11月11日午前11時から県総合運動公園陸上競技場で行われ、優勝校は12月30日から首都圏で開催される全国高校選手権に県代表として出場する。

 大会には53チームが参加し、夏の県高校総体の上位校や1月の県高校新人の上位校がシードで3回戦から登場する。実力伯仲で混戦が予想される。その中でも県高校総体で厳しい試合を勝ち上がり2年連続15回目の頂点に立った、第2シードの那覇西が他校から頭一つ抜けている。那覇西は3回戦からの登場で沖縄高専、美里工の勝者と当たる。同じブロックに前年度まで那覇西を率いていた玉城真哉監督の西原も控え、共に勝ち上がれば準々決勝でぶつかる。

 1月の県高校新人大会で優勝し、県総体で16強だった小禄が第1シードとなった。小禄のブロックはほかに、小禄に敗れ県高校新人で準優勝となった那覇のほか、豊見城などが有力。

 第3シードの宜野湾のブロックは宜野湾がややリード。パスサッカーが持ち味の宜野湾としっかり守ってカウンター攻撃を武器に得点を狙う普天間が上位争いの軸となる。第4シードの与勝のブロックは、それぞれ小技を生かせる選手を擁する与勝、宮古、浦添を中心に混戦が予想される。