沖縄気象台によると、9月の沖縄地方の月平均気温は平年より1.4度高く、統計を取り始めた1946年以降、9月としては2014年(平年差プラス1.5度)に次いで過去2番目に高かった。8月の沖縄地方の月平均気温は過去最高を更新しており、記録的な暑さが続いている。沖縄地方と奄美地方を合わせると、9月の月平均気温は平年より1.3度高く、9月としての最高記録に並んだ。
気象庁によると、沖縄・奄美地方は9月、太平洋高気圧に覆われて暑い日が多かった。西表島、名護、沖永良部、南大東島の4カ所は9月の月平均気温の過去最高を上回り、久米島では過去最高と並んだ。
台風18号が接近した宮古島では、平年のほぼ2.5倍に当たる576.5ミリの雨が降った。
沖縄気象台が9月28日に発表した1カ月予報によると、向こう1カ月も平年より気温が高くなる確率が70%と高くなっている。