南城市長選へ現職古謝氏が出馬表明 18年1月、4選目指し「暮らし第一」


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南城市長選への出馬を表明する古謝景春市長=8日、沖縄県南城市佐敷の後援会事務所

 任期満了に伴う2018年1月21日予定の沖縄県南城市長選で、現職の古謝景春氏(62)が8日、4期目に向けて出馬を正式に表明した。「市民の暮らしを第一に考え、地域特性を最大限に生かしたまちづくりを進めていきたい」と語った。

 古謝氏は3期にわたり教育や産業、地域振興などで「一定の成果を得られた」とアピール。「日本一元気で魅力ある南城市」を推進するとした。基本政策として教育や福祉支援の充実、産業基盤の整備、防災対策など五つの柱を発表した。

 同日、市佐敷で開かれた事務所開きには西銘恒三郎前衆院議員や県議、市議らが参加した。

 古謝 景春氏(こじゃ・けいしゅん)1955年3月24日生まれ、市知念安座真出身。沖大卒。79年知念村役場入り。2002年村長初当選。06年合併後の初代市長となり、現在3期目。