食と接客、世界基準 「ルレ」に加盟 ウザテラス


この記事を書いた人 大森 茂夫
開放感あるウザテラスの最高級客室

 ザ・テラスホテルズの「ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ」(読谷村、東恩納盛雄支配人)が、世界60カ国以上、550のホテルとレストランが加盟する会員組織「ルレ・エ・シャトー」に沖縄で初めて加盟した。「ルレ-」は世界的権威を誇り、風土を生かした食や接客をする施設が100以上の項目審査に合格して加盟できる。

 独自性があり、質の高い料理、ホテルでは平均客室30室ほどの小規模施設が選ばれる。ウザテラスはシェフが都屋漁港で直接買い付けるなど地元食材にこだわったこと、客室ごとにプールを設けた広めのスペースなどが評価された。「ルレ-」の日本法人によると、ウザテラスは通常1年以上かかる審査を半年で通過するなど評価が高かった。

 東恩納支配人は「加盟したことで特に欧米からのお客さまが来られると思う。期待に応えられるようスタッフ一同努力したい」と語った。
 
「ルレ-」には伊豆の温泉宿「あさば」、東京のレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」など10の宿泊施設と10のレストランが加盟している。