【本部】「ウィルソンが見た沖縄~琉球の植物研究史100年とともに」展(主催・国営沖縄記念公園、共催・県立博物館・美術館、沖縄美ら島財団、琉球新報社)が3日、本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンターで開幕した。
屋久島のウィルソン株で有名な英国人プラントハンター、E・H・ウィルソンが1914年に屋久島、17年に沖縄をそれぞれ訪れた際に撮影した計51枚の大型写真を展示している。1月7日まで。
開幕初日は、米国のハーバード大学でウィルソンの写真を発掘したウィルソン研究家の古居智子さんが講演した。古居さんは「ウィルソンは本島北部のやんばるに来て『屋久島と似ている』と記した。私もそう感じている」と、特徴を紹介した。【琉球新報電子版】