おやじ、熱狂の宴 ラブロック最終日


この記事を書いた人 大森 茂夫
サザンオールスターズの人気ナンバーを披露し、最高の盛り上がりをみせた「SAZANNGA9」のステージ=5日、那覇市のセルラースタジアム那覇(新里圭蔵撮影)

 第12回おやじラブロックフェスティバル(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社、特別協賛・Mr.KINJO)が5日、那覇市奥武山の沖縄セルラースタジアム那覇で最終日を迎えた。音楽に情熱を燃やす「おやじバンド」のサウンドと歌声で、会場は熱気に包まれた。

 この日出演した11組は、往年のヒット曲を次々と披露。観客は思い思いに体を揺らし、熱演に酔いしれた。那覇市の会社員赤嶺政(つかさ)さん(49)は、ユニコーンと奥田民生をコピーした「TAMICORN(タミコーン)」のステージを楽しみ「自分の好きな曲ばかりで、最高だった」と汗を拭った。

 フィナーレは、出演者や観客がステージに上がり「座・ロンリーハーツ親父バンド」を一緒に歌った。宮田光実行委員長が「また来年お会いしましょう」と呼び掛け、2日間の熱いステージに幕が下りた。