【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は7日午前、新たに造成工事に着手した「N5護岸」建設予定地と「K1護岸」建設予定地の2カ所で作業を続けた。
N5護岸建設予定地では石材が投下され、ショベルカーが地ならしをしていた。石材の投下で海水が白く濁っていることが確認された。K1護岸建設予定地では汚濁防止膜(オイルフェンス)を張り直す作業が行われ、午後から石材の投下が始まった。
市民は抗議船3隻、カヌー12艇で抗議した。海水の汚濁調査のため、両建設予定地の周辺海域で採水も行った。【琉球新報電子版】