
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で21日、建設に反対する市民およそ40人が米軍キャンプ・シュワブゲート前に早朝から座り込み、抗議した。

時折、小雨がぱらつく中、市民は一人一人、マイクを握り、歌ったり反対の思いを語ったりした。県警がごぼう抜きで市民を排除し、砕石など工事資材を積んだ大型トラックやミキサー車約90台が基地内に入った。

辺野古崎南西側の「N5護岸」や「K1護岸」では砕石の投下や、重機でならす作業が確認された。風が強く、カヌーでの海上抗議は行われなかった。【琉球新報電子版】