【中国時報】3D技術、各社参入 スマホ事業、関連株に影響


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 アップル社の高級モデルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)X」に3Dセンシング技術と顔認証技術が搭載されたことで、来年からサムソンやHuawei(華為)などアンドロイド陣営が全面的にこの技術の搭載に乗り出すとみられている。

 3Dセンシング技術は、より正確に人の顔と目の虹彩などを識別する。関連するアルゴリズムの技術を持つ原相科技、華晶科技、〓(金ヘンに玉)創科技など台湾のハイテク企業がその恩恵にあずかるとみられ、マーケットが活況を呈している。

 アンドロイド陣営にすれば、ハード面で3Dセンシング技術の導入は決して難しくはないが、最も難しい技術は正確に距離を測るソフト面にある。現在では主に「ToF」と「SL」の二大潮流があり、ソフト面が課題になるとみられる。