県産ミカン 贈答品に 「あまSUN」旬入り宣言


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
旬に入ったあまSUNを手に取る子どもたち=12月9日午前、沖縄市登川のJAおきなわ中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場

 【沖縄】中部地区果樹生産出荷協議会と中部地区晩成柑橘産地育成協議会は12月9日、沖縄市の中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場で、県産ミカン「あまSUN」の旬入りを宣言した。生産者を代表して、伊波善弘さん(65)が「あまSUNは甘くておいしい。デザートや贈答品にしてほしい」とアピールした。今年の出来は小ぶりだが、糖度や着色も良好で順調な仕上がりという。

 うるま市は県からあまSUNの拠点産地に認定されている。今期の出荷予定量は39トン(うるま市36トン、沖縄市3トン)で、前年比120%増。12月5~25日に出荷される。

 イベントでは沖縄市のすみれっ子保育園の園児がダンスで盛り上げた。島袋龍清ちゃん(5)は「あまSUNはおいしかった」と語り、ほっぺに付いた果肉を拭った。