沖縄市で8カ国が対戦 2023年世界バスケ JBAが県庁で会見


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会見する(左から)県バスケットボール協会の日越延利専務、日本バスケットボール協会の田中道博専務、琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボールの木村達郎社長=11日、県庁記者クラブ

 日本バスケットボール協会(JBA)の田中道博専務が11日、沖縄市で2023年に開催されることが決まったFIBA(国際バスケットボール連盟)バスケットボールワールドカップ予選について、県庁で記者会見を開いた。

 大会はフィリピン、インドネシアとの共催。出場する32カ国が4グループ(各8カ国)に分かれ、その内の1グループが沖縄市で予選を戦う予定。沖縄大会には開催国として日本代表も出場する。

 開催会場は沖縄市が20年の稼働を目指し、建設計画を進める1万人規模の多目的アリーナ。開催の千~1500日前にJBAやスポーツ庁、県、沖縄市など関係者で組織委員会を立ち上げ、運営手法などを協議していく見通し。

 田中専務は「現時点でアリーナはまだないが、FIBAが日本を信頼し、大きな期待を持って選んでくれた。大会成功に向け、期待に十分応えていく」と決意を語った。

 会見には県バスケットボール協会の日越延利専務、琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボールの木村達郎社長も同席した。【琉球新報電子版】