好調な県経済反映し求人増 新規高卒者の就職内定率が過去最高


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 沖縄労働局の調べで、2018年3月に卒業を予定している新規高卒者の就職内定率(10月末時点)が、51・4%で過去最高となったことが分かった。前年同月比で4・9ポイント上昇した。9月末の就職内定者数608人から507人増加し、10月末時点で1115人となった。就職希望者数は2171人。

 過去5年の10月末時点での内定率は、12年が28・3%、13年が31・5%、14年が38・9%、15年42・0%、16年が46・5%だった。

 労働局は「好調な県経済を反映して求人数が増加したことが過去最高の数値につながった」と述べ、人手不足の状態が続いているため、高卒者の採用が引き続き重要だとの認識を示した。【琉球新報電子版】