知事、全米軍機の停止を直訴 米軍ヘリ窓落下


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山本朋広防衛副大臣(左)に抗議文を手渡す翁長雄志知事(右)=14日午後3時45分ごろ、防衛省

 【東京】宜野湾市の普天間第二小学校に米軍ヘリから窓枠が落下した事故を受け、翁長雄志知事は14日午後、防衛省に山本朋広副大臣を訪ね、過去1年に米軍機の墜落や事故が相次いでいるとして、全ての在沖米軍基地の全米軍機の飛行停止を直接訴えた。

 翁長知事は「県民に大きな衝撃だ」と指摘した。山本氏から明確な返答はなかった。

 山本氏は知事からの抗議の席で、沖縄県による全米軍機の飛行停止要求について「どういうロジックなのか分からない」と批判していたことについて「質問を理解していなかった」などと釈明した。【琉球新報電子版】

英文へ→Governor petitions directly to the Ministry of Defense after U.S. military helicopter window falls