各しまくとぅば シールに JTAが配布、普及に力


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しまくとぅばシールをアピールする日本トランスオーシャン航空の真壁秀子さん=19日、那覇市の琉球新報社

 日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市、丸川潔社長)は、しまくとぅば普及のため1日から機内で「JTA島くとぅばシール」を配布している。「ありがとう」を「にふぇーでーびる」(本島)、「たんでぃがたんでぃ」(宮古)、「にーふぁいゆー」(八重山)と、それぞれの地域の言葉で1枚ずつのシールにして紹介している。5種類(6万5千枚)がなくなり次第、新たな種類を作成する予定。

 20日からは客室乗務員が縁のある都道府県のバッジを着用し、切手型の都道府県シールも配布する。JTA客室乗務員の真壁秀子さんは「シールからしまくとぅばに興味を持ってくれたら」とアピールした。JTAは客室乗務員がしまくとぅばで機内アナウンスをするなど普及に力を入れている。