海上から搬入3回目 砕石の投下作業も続く 市民らカヌーで抗議


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海上から搬入した砕石を別の台船に移し替える作業=22日午前10時25分、米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古への新基地建設に関し21日、本部港から砕石を積んだ台船が米軍キャンプ・シュワブの「K9護岸」近くで別の台船に石材を移し替える作業をするのが確認された。

次々と砕石を海上に投入し、作業を進める「K1護岸」=22日午後2時15分、米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 本部港からの搬入は2回目で、国頭村の奥港からの搬入を含めて海上で大型台船を使った作業は3回目。

 「K1護岸」、「N5護岸」では砕石を海に投下する作業が続いている。市民は船とカヌーで「海を壊すな」「新基地建設やめて」などと抗議した。海上保安庁が市民を複数回、一時拘束した。【琉球新報電子版】