琉球新報社 
【伊江】伊江村内の海岸の砂地や農耕地、荒れ地などに冬に咲く菜の花（方言名・マーナ）が村の至る場所で咲き誇り、“黄色のじゅうたん”が一面に広がっている。黄色の小さな十文字の花が風に揺られ、村民や観光各の目を楽しませている。
ことしは例年より早く１２月上旬から咲き始めた。高さは２０～６０センチまでに成長する一年草。若い葉は摘んで食用に使え、湯がいてチャンプルーやあえ物として食卓に並ぶ定番の一品だ。マーナの見ごろは当分続きそう。
沖縄気象台によると、沖縄本島地方は２９日からの１週間、曇りの日が多く、所によっては雨が降る。最高気温は１９～２１度で平年並み、最低気温は１４～１６度で平年より低い日もある。元日は各地とも曇りとの予想だ。（金城幸人通信員）
