クジラ満喫、外国人にも 環境省がツアー勉強会 渡嘉敷


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「ホエールウオッチングを基軸とした自然体験ツアー」の勉強会=12月21日、渡嘉敷村中央公民館

 【渡嘉敷】環境省の外国人向け満喫ツアーコンテンツづくり支援業務「ホエールウオッチングを基軸とした自然体験ツアー」勉強会(主催・環境省那覇自然環境事務所)が12月21日、渡嘉敷村中央公民館で開かれた。地域関係事業者、渡嘉敷村や座間味村の関係者ら30人が参加した。

 環境省は、慶良間諸島国立公園の特性を生かすコンテンツづくりとして、冬季のホエールウオッチングを基軸とした自然体験ツアーの可能性を探る。また、それと合わせた外国人利用者の受け入れ態勢整備やプロモーション強化(国立公園の魅力発信)を行うことで、国立公園の楽しみ方の充実、付加価値の向上を図り、来訪者や消費額の増加、滞在時間の延長などを目指していく考え。

 会では「慶良間諸島のホエールウオッチングの可能性と陸域のツアーの活用について」と題したパネルディスカッションを開催。慶良間諸島の自然資源を生かした魅力ある商品開発などを行い、広く情報発信していくことを確認した。(米田英明通信員)