本紙記者に疋田賞 新聞労連大賞は朝日


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宮城隆尋編集委員

 新聞労連(小林基秀中央執行委員長)は12日、第22回新聞労連ジャーナリズム大賞の選考結果を発表し、第12回疋田桂一郎賞に宮城隆尋・琉球新報編集委員の「連載『民族の炎』をはじめとする沖縄の自己決定権を巡る報道」を選んだ。授賞式は23日に東京で開かれる。本紙の受賞は2年ぶり12回目(13件目)で、疋田賞は4年ぶり2回目。

 大賞は朝日新聞の「森友学園への国有地売却、加計学園の獣医学部新設をめぐる一連の報道」だった。

 本紙企画はスペインのカタルーニャ自治州など、各地で独立や権利回復を目指す人々の動向を伝えた。

 ほか優秀賞に新潟日報「イマジン―ともに生きたい」、西日本新聞「新 移民時代」、沖縄タイムス「沖縄県副知事による教員採用試験口利き問題のスクープと一連の報道」が選ばれた。特別賞は京都新聞「古都・象徴・平和」だった。