目でも舌でも味わう県産品 おきなわ花と食のフェス開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
品評会に出品された色とりどりの花や野菜が並ぶ「おきなわ花と食のフェスティバル」=27日午前10時45分ごろ、那覇市の奥武山公園(又吉康秀撮影)

 沖縄県内農林水産業の祭典「おきなわ花と食のフェスティバル2018」(同推進本部主催)が27日、那覇市の奥武山公園で始まった。「てぃだサンサン 食べたらがんじゅう 沖縄産!」をキャッチフレーズに、沖縄が誇る農産物などが並んだ。初日は6万7527人(主催者発表)が来場した。県内各地の160団体が出展している。28日まで。

 開会式で推進本部長の大城勉JAおきなわ理事長は「沖縄らしい食文化の創造、再発見を実感できると期待している」とあいさつした。

 県産食材の加工品ナンバーワンを決める「島ふ~どグランプリ」には整理券を求める列ができた。畜産物を販売する「まーさん市場」や海産物の「海鮮市場」など多様な催しがある。名護市から夫婦で訪れた女性は「品評会で展示された野菜やキクなど、いろんな作物が地元で作られていることが分かった」と話し、トマトやモズクを購入していた。