沖縄に「京急電鉄」 ゆいレールにラッピング


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
8日から運行しているゆいレールの「京急ラッピング車両」=那覇空港駅

 沖縄都市モノレール(那覇市、ゆいレール)は、京浜急行電鉄(東京、京急電鉄)の車両をイメージしたラッピング車両の運行を8日から始めた。京急電鉄の羽田空港国内線ターミナル駅開業20周年を記念した事業の一環。羽田空港と東京都心を結ぶ京急電鉄の看板車両「2100形」が1年間、那覇空港と首里を結ぶ。

 8日午前、那覇空港駅で出発式があり、京急電鉄の道平隆常務は「(両社は)空港を起点にするなど共通点も多い。この機会に沖縄で知名度を上げたい」とあいさつした。

 ゆいレール運行開始前には京急電鉄で運転士養成を行っていた。当時、教習指導者を務めた京急電鉄の加瀬晋一・蒲田運転区運転主任と、教え子で沖縄都市モノレール運輸課乗務区運転士主任を務める新崎康人さんの“師弟”が出発式で再会を喜んだ。