八重山料理、東京で独自メニュー開発 埼玉含む8店でキャンペーン


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八重山の食材を使った料理をPRする、きいやま商店のメンバー=15日、東京都中央区銀座の「ちゃんぷるぅ家」

 首都圏の沖縄料理店をつなぐ活動を展開する「島のわ通信」実行委員会は、八重山の食材を生かしたメニューを沖縄料理店で開発・販売するキャンペーンを5日から展開している。「食と観光の沖縄再発見-石垣・八重山」をテーマに、東京7店舗、埼玉1店舗の計8店舗が独自のメニューを開発した。15日には、石垣島出身のきいやま商店メンバーが料理を楽しみ「たくさんの人々に八重山の食材を楽しんでほしい」とPRした。28日まで。

 企画は、昨年2月の「久米島キャンペーン」に続き、首都圏の沖縄料理店の集客が比較的減る2月に仕掛け、顧客の掘り起こしも狙っている。

 今回の八重山キャンペーンを実施しているのは「ちゃんぷるぅ家」(銀座)、「ぱいかじ銀座八丁目店」(同)、「Hai-Sai自由が丘」(目黒)、「ごっぱち」(高円寺北)、「うりずん食堂」(同)、「神田基地TOKYO」(神田)、「まあさんどう」(西荻南)、「命薬(ヌチグスイ)」(浦和)の8店舗。

 ちゃんぷるぅ家では、石垣牛のあぶり焼きや牛すじ、石垣産のパクチーのチョレギサラダなど5品を開発、早くも好評だという。きいやま商店のメンバーは「食材だけでなく料理もうまい。石垣でも味わえない工夫がある」などと話し、舌鼓を打っていた。