園児ら「冷た~い」 北海道関係者、名護57園に雪贈呈


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雪を贈呈した「なごに雪プロジェクト実行委員会」のメンバーと名護市の関係者ら=19日、名護市役所

 【名護】プロ野球日本ハムファイターズが沖縄県名護市でキャンプ入りしたことに関連して、北海道新聞社や北海道内の企業などで組織する「雪プロジェクト実行委員会」(会長・村田正敏北海道新聞社会長)は19日、名護市役所を訪れ、雪だるまの形をした発泡スチロールに入った雪を贈呈した。

 同実行委員会による贈呈は今回で6回目。名護市内の全保育園と幼稚園合わせて57カ所に北海道の雪が送られた。過去には雪や絵本が贈呈されてきた。

 市役所で開かれた贈呈式には市内にある星のしずく保育園の園児らが参加した。園児は村田会長から手渡された雪に触れて「冷たい」と話し、初めて触る雪の感触を楽しんだ。

 村田会長は「毎年、日ハムのキャンプを名護市民が心から歓迎し、受け入れてくれることに感謝している。これを機に、(日ハムの拠点がある)札幌市と名護市の交流がさらに深まることを望む」と話した。

 星のしずく保育園の内間篤仁(あつと)ちゃん(5)は「雪を触ったのは初めて。冷たくてすべすべしていた。もらった雪は保育園に持って帰って、ボールみたいに転がして遊びたい」と話した。