沖縄産のコーヒー一堂に 生産組合、収穫祭を初開催 あすまで


この記事を書いた人 松永 勝利
初開催の沖縄珈琲(コーヒー)収穫祭2018。会場では来場者がコーヒーやお菓子を求めていた=10日午後、沖縄市のミュージックタウン音楽広場

 【沖縄】県内のコーヒー農家やカフェなどが一堂に会す「沖縄珈琲(コーヒー)収穫祭2018」が10日正午、沖縄市のミュージックタウン音市場で開幕した。コーヒー農家ら35人でつくる沖縄珈琲生産組合を中心に、県産コーヒーの普及を目的にイベントを初開催した。コーヒーの提供やコーヒー豆の販売、ドリップ講座など多彩な催しに多くの人が訪れている。11日まで。
 宮里直昌組合長は午後1時半から県内でのコーヒー栽培について講演した。夏の台風や冬の寒さなど、難しい環境を研究や工夫で乗り越えた様子を紹介し「沖縄でコーヒーを作るのは大変だが、世界に通用するおいしさだ。話を聞いて価値を知ってもらい、飲んでもらえたらうれしい」と呼び掛けた。

コーヒー豆や苗木を求める来場者ら=10日午後、沖縄市のミュージックタウン音楽広場

 11日は午前10時から午後5時まで。午後3時からドリップ講座、午後4時から沖縄珈琲豆オークションが催される。【琉球新報電子版】