海外大学・院への留学に最大240万円 りゅうぎん財団が給付奨学金を創設


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 りゅうぎん国際化振興財団(理事長・金城棟啓琉球銀行会長)は、海外留学を希望する高校生1人、大学・大学院生2人程度を対象にそれぞれ最大240万円を給付する奨学金を創設した。5月1日から募集を始める。

 高校生は1年間、大学・大学院生は2年間給付する。5月に創立70周年を迎える琉銀の記念事業の一環。30日、琉球新報社を訪れた金城理事長は「国際交流はますます必要となる。経済的に厳しい学生に配慮したプログラムを提供したい」と話し、事業を通じた人材育成に期待した。

 募集は6月29日まで。4月18日に琉銀名護支店、同21日にりゅうぎん健保会館と琉銀北谷支店で事前説明会がある。詳細は同財団http://www.ryugin.co.jp/kouken/kokusaika.html