名古屋グランパスからサッカーボールがきた!


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名古屋グランパスエイトの小西工己社長(後列左から4人目)と沖縄トヨペットの堀川剛常務(同左端)から受け取ったサッカーボールを手にする南風原町内4小学校の児童ら=5日、南風原町役場

 【南風原】サッカーJ1の名古屋グランパスエイト(小西工己社長)と、沖縄トヨペット(堀川恭進社長)は5日、沖縄県南風原町内の4小学校に計70個のサッカーボールを贈った。名古屋グランパスは2015年から春季キャンプを同町で実施している。贈呈は地域貢献活動の一環として、南風原の子どもたちにもっとサッカーに興味を持ってもらうおうと両社が企画した。

 町役場で行われた贈呈式で、名古屋グランパスの小西社長、沖縄トヨペットの堀川剛常務から、南風原小、津嘉山小、北丘小、翔南小の4校の児童にサッカーボールが贈呈された。

 名古屋グランパスは、今年の春季キャンプ中に実施した練習試合で1得点につき10個のボールを贈ることを企画。練習試合で合わせて7得点を決め、計70個を贈ることになった。

 名古屋グランパスの小西社長は「サッカーは言葉や立場を超えた世界共通の言語だ。将来グランパスに入って活躍してもらいたい」と語った。沖縄トヨペットの堀川剛常務は「サッカーができることを家族や地域の人に感謝し、一生懸命練習してほしい」と述べた。

 北丘小6年の高良龍聖君(11)は「今よりもっとサッカーがうまくなりたいと思った」と話した。