教育

自分の机「できた」 国頭小新1年生組み立て 地元木材、6年間使用へ

 【国頭】国頭村内の新小学1年生36人が2日、奥間小学校に集まり、小学校の6年間自身が使用する木製の机を組み立てた。村の自然を大切にする心を育てるとともに、地元の産物を知り物を大切にする習慣を身に付けることなどが目的。児童らは、保護者や祖父らと一緒に楽しそうに組み立てていた。


学童机を組み立てる親子と、それを手伝う森林組合の職員ら=2日、国頭村立奥間小学校体育館

 机の素材には軽くて丈夫で、成長の早いウラジロエノキを使用。製材された木材には乾燥技術が施され、成長に合わせて高さを調整できる作りとなっている。

 この取り組みは、村教育委員会が2003年4月から実施しており、今年で16年目。机は卒業時に贈呈され、自宅に持ち帰り、それぞれが用途を考えるという。贈られたのは延べ765人となっている。

 2日は国頭村森林組合の職員らが個々に指導をしながら組み立てを手伝った。会場には「苗木」「正木」「収穫」「製材」「乾燥」などの行程が分かりやすく説明されたパネルや、製材されたウラジロエノキの板も展示され、親子が一緒に眺める姿が見られた。園原實教育長は「これから6年間使っていくが、物を大切にする心を育ててほしい。そのことが心優しい子どもに育つことになる」とあいさつし、児童らや保護者らを激励した。

(新城高仁通信員)