きょう「もずくの日」 旬の生モズク、つかみ取りも 豊見城、勝連などで催し


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モズクつかみ取りに挑戦する来場者=15日、豊見城市豊崎の沖縄アウトレットモールあしびなー

 モズクの収穫がピークを迎え、豊見城市豊崎の沖縄アウトレットモールあしびなーで15日、4月第3日曜の「もずくの日」に合わせたイベント(県もずく養殖業振興協議会主催)が開かれた。

 モズクの試食や販売、つかみ取りなどがあった。イベントはうるま市の平敷屋漁港でも開催されている。いずれも午後5時まで。

 豊見城市の会場は、エイサーと獅子舞の演舞で幕開け。日本語と中国語の2カ国語で進行され、外国人観光客にもモズクをアピールした。

 同協議会の上原亀一会長は「安定供給に努め、サラダやデザートなど新たなレシピ提案でモズクを普及したい」と述べた。

 沖縄県のモズクは、全国の養殖モズクの99%を占める。オキナワモズクに含まれるフコイダンなど健康成分も注目されている。

 「もずくの日」は、モズクの販売促進と消費拡大のため、2002年8月に制定された。【琉球新報電子版】