キングス 西地区優勝 Bリーグでは初 新潟に85―68で勝利


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琉球ゴールデンキングスの主将・岸本隆一=2017年8月

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区1位、39勝13敗)は15日、新潟県のシティホールプラザアオーレ長岡で新潟アルビレックスBB(中地区4位、23勝29敗)と対戦し、85―68で勝利、西地区優勝を決めた。
 
 キングスの地区優勝はbjリーグ時代の2015―16シーズン以来、Bリーグとしては初めての優勝となった。キングスは既に出場を決めている8チームによるチャンピオンシップ(CS)に地区1位として臨む。初戦はホーム開催を手にした。
 
 この日、第1クオーター(Q)は14日の試合と同じようにシュートがリングにはじかれた。出だしは0―9となるも、岸本隆一の3点弾を皮切りにシュートが決まり始め、3点差まで迫った。第2Qはさらに守備でのプレッシャーを高め、新潟の得点を9得点に抑えた。攻撃では岸本からのパスにヒルトン・アームストロングがアリウープを決めたり、アイラ・ブラウンが豪快なダンクを決めたりするなどし、30―25と逆転した。
 
 第3Qは序盤に新潟の連続得点で一時並ばれるも、インサイドに加え、二ノ宮康平、田代直希、アイラ・ブラウンの3点弾が決まり、56―41と点差を広げた。第4Qは、昨季キングスに所属していた新潟のラモント・ハミルトンが内外で得点を重ね、点差を縮められる場面があったが、要所で得点を重ねたキングスが新潟を振り切った。【琉球新報電子版】