経済

字幕電話、実用化目指す アプリで相手の声 文字に 聴覚障がい者向け会社シーコミュ

合同会社シーコミュを設立した一瀬宗也氏(右)と大木洵人氏(左)=24日、県庁記者クラブ

 聴覚障がい者向けに音声の文字通訳を行うアイセックジャパン(うるま市、一瀬宗也社長)と、聴覚障害者支援のシュアール(東京、大木洵人社長)が24日、合同会社シーコミュ(うるま市、共同代表・一瀬氏、大木氏)を設立した。両社の特徴を合わせ、文字でも手話でも通訳ができるサービスを開発していく。

 シーコミュは来春に向けて「字幕電話サービス」の実用化を目指す。耳に不自由を感じている人でも電話が利用できるよう、専用アプリを利用して、相手の声をオペレーターが文字に起こし、通訳するサービスだ。会話に人を介したくない場合の「音声認識」の機能も追加する予定だ。

 現在、公共交通機関など全国1100カ所に導入されているシュアールの手話通訳サービスと共に、文字通訳も選択できるようにし、設置場所も広げていく考えだ。

 一瀬氏は「他の先進国に比べて日本は電話通訳などのサービスが遅れている。オリンピックに向けて広めていきたい」と語った。