沖縄県庁食堂でマルシェ 農大生が生産 日替わり定食販売


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県農業大学校のゴーヤーをアピールする田場華菜さん(左)と西里陸さん=8日、那覇市泉崎の県庁

 沖縄県立農業大学校(名護市)は8日、「農大マルシェin県庁食堂南天」を那覇市泉崎の同食堂で開いた。野菜専攻コースの学生が生産したゴーヤーを使い、500円で日替わり定食を販売している。10日まで、各日午前11時半から60食限定。実習成果のパネルも掲示し、県職員を中心に成果を発信している。

 県庁食堂の農大イベントは、今回が初めて。野菜専攻コースのハウスで生産した、肉厚でずんぐりしたアバシーゴーヤーを61キロ分提供する。同コース2年の田場華菜さん(20)は「害虫駆除が大変だったが、きれいなゴーヤーを作れるよう心掛けた」と話した。1年の西里陸さん(20)は「ゴーヤーのおいしさに目を向け、これからも手に取ってほしい」と語った。

 メニューは、ゴーヤーの肉詰め焼き、厚揚げとゴーヤーのそぼろあんかけなどを提供する。食堂を運営するオーディフ(浦添市)が企画した。