K4護岸で砕石投下進む 辺野古ゲート前で最大200人が抗議


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砕石が投下される新基地建設の工事現場=14日午前、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】新基地建設工事が進む名護市辺野古の海上では14日午前、砕石が海に投下される作業があった。

 K4護岸の造成工事が進められている。米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、県内外から最大200人が座り込んで抗議行動を展開。

 保守系政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」のメンバーら約60人がゲート前を訪れ、一時緊迫する場面もあった。

 海上では新基地建設に抗議する市民らが、船2隻とカヌー10数隻で抗議の声を上げた。米軍の兵隊が訓練で、ボートに乗って沖合へ向かう様子も見られた。

 ゲート前では抗議市民らが「新基地建設を許さないぞ」と訴えた。「頑張れ日本!全国行動委員会」のメンバーらは「米軍がいなくなると、平和が維持できるのか」などと疑問の声を上げていた。【琉球新報電子版】