ミス・スプラナショナル日本代表に沖縄出身の仲本百合香さん バレーで国体出場のスポーツウーマン


この記事を書いた人 琉球新報社
ミス・スプラナショナル日本大会で優勝し、日本代表として世界大会に出場する仲本百合香さん=14日、西原町役場

 【西原】国際的なミスコンテスト「ミス・スプラナショナル」(12月、ポーランド)の日本代表にこのほど、沖縄県西原町小那覇出身の仲本百合香さん(23)が選ばれた。大会に出場する仲本さんが14日、西原町役場に上間明町長を訪ね「世界大会に向け英語や教養をさらに磨きたい」と意気込みを語った。

 仲本さんは1995年生まれ。西原東小時代にバレーボールを始め、コザ高時代はエースアタッカーとして県大会上位に入賞、国体にも出場するなど活躍した。長崎国際大学に進学後もバレーボールを続け、保健体育の教員免許を取得した。

 ミス・スプラナショナル・ジャパンは、テレビで出場者を募集しているのを知り応募した。5月6日にTOKYO FMホールで開催された「ミス・スプラナショナル日本大会」では、長い手足と体のバランスの良さや純粋さのほか、質疑応答での発言内容や態度などが評価された。コンテストのカメラマンからも「未知の可能性を感じる」と高評価を受け、トップモデル賞も同時受賞した。

 身長174センチで、弟は全日本ジュニア男子のメンバーとして活躍する仲本賢優選手。現在はモデル活動のほか、母校でのバレーボール指導などに当たる仲本さんは「将来は国際的に活躍できるモデルやスポーツ指導者になりたい」と述べ、世界大会での飛躍を誓った。

英文へ→Yurika Nakamoto selected to represent Japan in Miss Supranational