教育

優しい心 言葉の壁越えて 名護特支と沖縄特支学校 台湾・台中の生徒が来沖交流

沖縄高等特別支援学校の生徒とシーサー作りをする台中特殊教育学校の生徒たち=17日、うるま市田場の沖縄高等特別支援学校

 【名護・うるま】台湾の台中市立台中特殊教育学校の生徒16人が修学旅行で沖縄県を訪れ、沖縄県名護市の県立名護特別支援学校とうるま市の沖縄高等特別支援学校の生徒らと交流した。台湾の生徒らは、両校の生徒らとゲームやシーサー作り体験などで互いに交流を深めた。


名護特別支援学校の生徒らに演奏を披露する台中特殊教育学校の生徒ら=16日、県立名護特別支援学校

 名護特別支援学校では、台中特殊教育学校の生徒らが、台湾から持参したバイオリンなどで「となりのトトロ」を演奏したほか、ジェスチャーゲームで交流を深めた。バイオリンを演奏した台中特殊教育学校2年の林禹霈(りんゆーぺい)さん(17)は「『となりのトトロ』は一番練習した。気持ちが良かった。ありがとう」と感想を述べた。名護特別支援学校の生徒らは授業で学んだ中国語であいさつした。3年の仲村優希さん(17)は「演奏はとっても上手だった。出会えたのがとってもうれしい」と笑顔を見せた。


台中特殊教育学校の生徒らに中国語であいさつする県立名護特別支援学校の生徒ら=16日、県立名護特別支援学校

 沖縄高等特別支援学校では、窯業コース選択の高校3年生9人らと共に焼き物体験をした。台湾の生徒らは焼き物初体験で、沖高特支の生徒とジェスチャーも交えながら、約1時間かけて5センチ大のシーサーを作り上げた。林さんは「初めてのシーサー作りを楽しむことができた」と笑顔を浮かべ、事前に勉強してきたという日本語で「ありがとうございました」とあいさつした。沖高特支3年の上地琉華さんは「言葉が通じない中でシーサー作りを教えるのは難しかった。自分が見本を作りまねしてもらって、完成まで持っていけたのでうれしい」と語った。

 台中特殊教育学校と県内の特別支援学校との交流は沖縄観光コンベンションビューローが企画した。